国交省 公用車業務の落札は天下りで?
今日の毎日新聞で、国土交通省の公用車業務の落札が、天下りの多い二社で占められているとの報道がありました。役所では、昔は専用の運転手を抱えていましたが、経費節減のため、外部委託にかえていきました。その時、運転業務を請け負う会社に業務委託と引き換えに天下りを増やしていったというのが、業界の常識。最初、業務委託は随意契約でやっていましたが、価格が高いとか、委託費の計算が恣意的だとの批判を受けて、国土交通省(当時建設省)は、これを指名競争入札に変えました。もちろん、指名は原則天下りの会社だけというヤラセなのですが・・・。さはさりとて、一応入札なので、業務委託でオイシイ思いをするためには、「需給調整」が必要となってきます。「需給調整」は、予定価格の把握と落札価格の調整からなりますが、ここで国土交通省OB価値がでてくるというわけ。OBが現役から予定価格を聞き出し、OB同士で談合をするというのが、典型的な「需給調整」です。
実は、私は河村事務所時代に、国土交通事務所や水資源開発公団の運転業務委託談合問題を取り上げました。一番ひどいのは、確か平成13年ごろでしたが、すべての事業所で落札価格が1位と2位の入札価格差が1万5000円(確か)になっていたことです。事務所ごとに入札するのに、落札社と次点の会社の入札額の差が、定額になるわけがありません。これは談合だと、公正取引委員会に通知しましたが、結局公正取引委員会は調査もしませんでした。
今回の報道で指摘された二社は、日本道路興運と日本総合サービス。中国、四国、九州の3地方整備局が06年度に行った計34回の運転業務の指名競争入札うち、この二社だけが33回指名され、1回だけ別の民間会社も指名を受けましたが、その33回の入札のうち24回は日本道路興運が、9回は日本総合サービスが落札したそうです。しかも、平均落札率は、中国98.1%、四国96.7%、九州97.2%という神業的な高率落札率。状況的には、談合が濃厚ですなぁ。
このお金も道路特定財源です。今回のことをきっかけにウミを出し切ってほしいと思いますが、河村さんの指摘にもかかわらず、公取が動かなかったから、こんなひどいことになったんじゃないの?懲りない国土交通省も問題ですが、何も手を打てなかった公取も大問題だと私は思います。

トラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
- ??? ?θ??ž??? by Goodor Bad
-
??θ??ž????????ΰ????λ??????????????Τ?????Υ???ä顢????
by jp & Blog-Headline|2008/06/08 18:41 - 国交省「無駄遣い」一転、タクシー券利用半減…批判で自粛
-
道路財源の無駄遣いに対する批判が相次いだ国土交通省で、今年4月に支出したタクシー券代(出先機関や外局を含む)が、前年同月に比べ半減していることがわかった。 中でも、関東地方整備局の道路部では1000分の1に激減した。職員が使用を自粛したとみられる。深...
Newsブログ検索結果BLOG|2008/06/22 08:48
| BLOG TOP |

